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災害とアレルギー ~災害時のアレルギー症状のある方への対応を考えよう~

今日までで2回が終了いたしました。
1回目
自分たちが何をすべきなのか、板橋区の防災課さんのお話のなかから明確に見えてきたように思います。
参加者の声を聴きながら、行政側の心の歩み寄りもあり、実際にお話を伺うことで一緒に取り組んでいこうと言う信頼関係が生まれたように思えました。
また参加者も、「支援ネットワークを作ろう!」「ほかの疾患の方はどうしているんだろう」「どんな防災食品が必要だろう」「避難所での生活はどんなものだろうか」と具体的な声があがりました。

2回目
本日はアレルギー専門医をお招きし、アレルギーとは何か、どんな注意が必要か・・・というお話をいただきました。
「正しい治療をすることで、災害時にも戸惑うことなく生活ができるのかもしれない」
「自助努力が一番の安心につながるのでは」
という感想を参加者からいただきました。

後半は被災地に支援に入った栄養士の先生のお話をお聞きいたしました。
実際の避難所での食事の様子を伺うことで、アレルギー疾患のある方が避難所での生活に配慮すべき点が見えました。
食事の原材料表示など、避難所運営担当者とのコミュニケーションで改善できるというケースを伺えたのはとても勉強になりました。


また、今回はアレルギー疾患当事者ではない方の参加が多く、とても感激いたしました。
サポートしようと手を差し伸べてくれる方の存在はとても心強いですね。


1回目も2回目ももっともっとお話を伺いたい中での終了。
毎回次回が楽しみでわくわくしてしまいます。

さて、次回は3月18日 実際にどのような活動ができるかなど参加者の意見を集めたいと考えます。
そして、それ以降の活動につなげていきたいと思います。

板橋区だけではなく、北区・練馬区・と近隣の区との協力も考えていきたいと思います。

3回目からの参加も大歓迎です。
またアレルギー症状がない方でももちろん大歓迎です。
「何ができるか」ぜひ一緒に考えて行きましょう。



■第1回 3月4日(日)10:00~12:00
 板橋区防災危機課の職員から、板橋区の防災の現状と
 各避難所の倉庫の備蓄品についてお話を聞きます。
 その上で、講座の発案・企画者でもある区民の方から
 災害時のアレルギー症状のある方への対応への
 課題提起をしてもらい、平常時に取り組めることは何か?
 解決が必要な現状の課題は何か?
 みんなで意見を出し合います。

■第2回 3月11日(日)10:00~12:00
 アレルギー専門医を招き、
 アレルギー症状に対する基礎知識を共有します。
 専門家の意見を聞きながら、災害時の対応を
 考えあいましょう。

■第3回 3月18日(日)10:00~12:00
 防災・減災アドバイザー 菊池顕太郎さんを招き、
 防災・減災をテーマとして、アレルギー症状のある方
 のためにできる対策を一緒に考えあいます。
 当日は、アレルギー対応食の試食もあります。

■申込・問合せ:いたばし総合ボランティアセンター
        Tel 5944-4601

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