災害時に備えて これまでとこれから
災害が続く日本。
被災地の情報、映像を見て、心を痛め、
何とかしたいと思われた方は多いと思います。
被災された方やその家族が自らの経験から
備えることの大切さ、地域社会の安全確認の大切さを、
情報発信してくださっています。
「何とかしなきゃ」と思うだけではなにも変わらない。
私たちは設立当初から、災害に備え、
市民一人一人が何ができるのかを考えてきました。
そして、災害が起きる前の「今」だからこそできることを
大先輩の患者会のみなさんや、災害支援団体等からご指導を受け、
当会として積み重ねてきました。
・家族の健康のために、自宅の減災対策をしっかり行うこと
・地域の人と緩やかなつながりを持つこと
・非常食講座などを通して、アレルギーについて地域の人に知ってもらえる機会を作ること
・当会運営者の災害関連の会議や、訓練への参加
・非常食の備蓄配備を進めること(区内、区外、東京都外 合計5か所、今後7か所に増える予定)
・発災後の情報共有の為に、平時からの患者会間のつながり、また災害支援団体、企業とのつながり作り
皆様のご協力もあり、理解の輪が広がっています。
平成31年度には、任意団体である小さな患者会間の
団体自助の意識の向上、そのうえでの団体間共助へつなげることを目指し
災害にそなえ、学習し、支えあう、
情報共有ネットワークを作りたいと考えています。
ひとり一人のできること、仲間同士のできること、組織としてできること、
みなさんと一緒に考えていきたいと思います。
「地域が離れているからこそできる支援がある」
これは当会が皆様へのお手紙などによく記載する言葉です。
私たち自身の地域はもちろん、みなさんの地域のもしもの時も、互いに支えあえる共助を目指したい。
自助をしたうえでの共助の繋がりを強くしたいと願います。
なお、現在は命に係わる症状を持つ人へ共通の知識を持ち、早急に団体間連絡の枠組みを作りたと考え、
アレルギーの標準治療の知識を共有できる、
小児のアレルギー患者支援をする患者会の繋がり作りを想定しています。
各地域には丁寧な活動をしているNPO法人のアレルギー支援団体があります。
患者会は様々に活動をされていると思いますが、
地域にアレルギー支援の法人があれば、
団体として繋がることもおすすめさせていただきます。
自分たちでできることは自分たちでしっかり行う。
それが自分の身近な人の笑顔を守る一番の減災になる。
どうぞご理解、よろしくお願い申し上げます。
これを公開するにはとても勇気が必要でした。
応援していただければ幸いです。
小児・標準治療・任意団体 の患者会さんぜひ防災に関する情報を共有してください。
お問い合わせ
いたばしアレルギーの会 itabashiallergy (at) yahoo.co.jp (at)を@に変えてください
追記
アレルギー患者会防災ネットワークについてはこちらのリンクもご覧ください。
http://00happy00.blog33.fc2.com/blog-entry-98.html
また、ブログカテゴリーにもネットワークについての項目を増やしました。
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